旭工房カスタムガンの表面仕上げの解説
、「ヴィンテージフィニッシュ」を「メタリッシュフィニッシュ」と改称します。
今迄の「メタリッシュフィニッシュ」は「シャインメタリッシュ」として区別致します。
(2011.6.)
‐ | 参考画像 | 種別 | 特徴 | 適合性 |
メタリッシュフィニッシュ | 画像1 画像2 画像3 |
塗装 | ブラックグレーの色調でいわゆる「鉄」をイメージさせる風合い。 過去手掛けた多くのプロップガンのベーシックカラーです。 旧ヴィンテージフィニッシュ |
ABS:◎ 通常HW:○ 旧コクサイ系HW:△ 亜鉛パーツ:△ スチールパーツ:△ |
ニューパーカーフィニッシュ | 画像1 | 色味はメタリッシュフィニッシュと同じですが、マットでザラッとしたパーカー ライジングの質感を表現。従来より木目細かな質感になりました。 |
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マットブラック | 画像1 | 艶消し黒色 | ||
グロスブラック | 光沢感のある黒色 | |||
マットシルバー | 画像1 | 艶消し銀色 | ||
グロスシルバー | 画像1 | 光沢感のある銀色 | ||
シャイン メタリッシュ | 画像1 画像2 |
塗装 & 黒染 |
メタリッシュフィニッシュの光沢感があるバージョン。樹脂部は塗装、 金属パーツは元の黒染めを生かしバフ研磨仕上げします。旧メタリッシュフィニッシュ。 |
ABS:◎ 通常HW:○ 旧コクサイ系HW:△ 亜鉛パーツ:◎ スチールパーツ:◎ |
スターライトブルー | 画像1 画像2 画像3 |
ブルーイング (黒染) |
青みが強い色調 | ABS:× 通常HW:◎ 旧コクサイ系HW:× 亜鉛パーツ:○ スチールパーツ:○ |
オールドアイアンフィニッシュ | 画像1 | 使い込んだ古い鉄の風合いを再現 | ABS:× 通常HW:◎ 旧コクサイ系HW:× 亜鉛パーツ:◎ スチールパーツ:◎ |
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クラシックフィニッシュ | 画像 | ブラック加工されたHW樹脂をバフ研磨することで、使い込んだ古い鉄の風合いを再現 | ||
ブルーイング | 画像1 画像2 |
光沢感はあまり無く、黒からグレーの色合い | ||
ブラックッキング | 画像1 画像2 画像3 画像4 画像5 |
黒っぽい色合い | ABS:× 通常HW:× 旧コクサイ系HW:◎ 亜鉛パーツ:○ スチールパーツ:○ |
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ダークネスシャイ二―ブラック | 画像1 | 輝くような漆黒 | ABS:× 通常HW:◎ 旧コクサイ系HW:× 亜鉛パーツ:○ スチールパーツ:○ |
ブルーイング(黒染め)とは本来、金属の表面仕上げの一種で防錆が目的です。 簡単に言うと人工的に黒錆を発生させ赤錆の発生を防止するのです。 ゆっくり進行する赤錆は金属の内部までボロボロにしますが、一定条件下で発生させた黒錆は 表面皮膜となって酸素の進入を阻み、結果錆びさせない効果がある訳です。 ですので金属では無いABS樹脂等はブルーイングは出来ないのですが金属粉が混入したヘビー ウエイト樹脂はこの黒染めが可能です。 この事に気付いたのは未だMGCが量産品のグレーがかった製品を出す以前、少し空色がかった 試作品が発売されたばかりの頃ですので、時期的にはかなり早かったと思います。 その時は文字通り黒く出来るだけでしたが、その後試行錯誤し伝説のスターライトブルー に到達しました。 |
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